Green & Wood というバンドが素晴らしい
2010-01-16 00:57:53
Green & Wood は LA 発で、昨年アルバムをリリースしたばかりのバンドだが、なかなかの臭気を放ったドゥーム・ロックを聴かせてくれる。バンド名を冠した Green & Wood や、Heathen Corpse のサウンドは Black Sabbath の Tony Iommi を彷彿させる粘っこさを持ち、堂に入った演奏を聴かせる。
サイケ・ブルーズなギタープレイと、Bobby Liebling 風のボーカルは初期ドゥーム/ストーナーへの憧憬を感じさせる。さらに、プログレッシブにリフを展開させながらも、冗長にはならず、コンパクトにまとめられた楽曲作りは Witchfinder General 辺りの NWOBHM の影響も感じさせる。潔いぐらい懐古的。
問題は、この素晴らしいバンドについての情報が少ないこと、そして流通経路が乏しいこと。CD の発売は、どうやらされてない様子。それらの点も含め、これからの動向から目が話せないバンドである。