第58回PHP勉強会@東京でいろいろ話してきた
初参加の第 56 回以降, 3 回連続で参加・発表させていただいています.
今回は通常の発表枠で自作の MapReduce フレームワーク MyMR について紹介し, 懇親会でもスライド無しでの LT をさせていただきました.
PHP と MySQL でカジュアルに MapReduce する
最近書いたブログ記事と全くのどうタイトルで発表させていただきました.
内容的にも大体はそこに書いてあることで, 特に新しい内容は特に入れてません.
SlideShare 上では既にはてブがたくさんついていてありがたい限りなんですが, Hadoop もやったことないのに MapReduce を語るという大変イタい内容なので, 間違いなどがあれば @yuya_takeyama までご指摘いただければ幸いです.
MyMR についてはの紹介記事はこちらです.
Symfony Console 用テストライブラリ SpyOutput と Test Spy パターン, またはその命名問題について
こちらは懇親会 LT でスライド無しで発表しました.
即興と言えば即興ですが, 内容としてはブログにまとめた内容からになります.
大体以下のようなことを話しました.
- モックを使ってテストを書いた結果後悔する, ということは起こりがち
- テスト項目が実装の詳細に寄ってしまいがち
- Test Spy で済ませられるならその方が低コストで可読性/メンテナビリティの高いテストが書ける
- SpyOutput の紹介
- モックを使わないと書けないテストがあることも確か
- これは本当にモックを使うべきなのか, については熟考する必要がある
この日は @fivestr さんによるモックオブジェクトフレームワーク Phake についての発表があって, そこに触発された部分もあります.
以上前半の半分が発表で, 後半はこちらから会場に向かって質問させていただきました.
これも内容は SpyOutput の記事中に書いたもので, 「Symfony 等を拡張する単機能ライブラリを書いた場合, そのベンダープリフィクスはどうするべきか」というものです.
いただいた意見は以下のような感じです.
- 自分の名前を使う
- カッコいい名前を考える
- 自分の名前を使ったカッコいい名前を考える
いずれにせよ命名センスが求められるようです...
結論としてはとりあえず Symfony 本体に Pull Request を送ってみて, ダメならそこでベンダープリフィクスを検討する, という方向で考えています.
終わりに
今回は懇親会でもデザインパターンについてなど, いろいろ会話の場を持てて大変楽しい勉強会となりました.
主催の @gusagi さん, 会場提供の株式会社 VOYAGE GROUP さん, 本当にありがとうございました.
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