XREA で WP の「いますぐインストール」を有効にする
WordPress は初めて使うのですが、こういう CMS は楽チンでいいですね。
ただ、公式サイトの右下で Code Is Poetry とか謳ってるわりには、グローバル変数とかいっぱい使ってて正直いただけないコードかと・・・。
あと PHP は、オブジェクト指向的な表現力が格段にアップした、5 以降がいいと思うのですが、これについては世の中の PHP5 移行状況とか、そもそもの WP の開発状況とかも関わってくるところなので、まぁしょうがないのでしょう。というか、会社でやってるサービスの、PHP4 -> PHP5 移行作業で色々トラブった私としては、「4 でも 5 でも動くってすげえ!」と言わざるを得ないところでもあります。
さて、本題ですが、これは別に PHP のバージョンが関係しているわけではなく、凄く簡単に解決できます。
XREA では、WordPress をボタン一発でインストールしてくれる機能もありますが、最新版が使いたかったので、公式サイトからダウンロードして、自分でインストールしています。
/tmp というディレクトリに書き込み権限がない、ということが原因なので、書き込み権限のあるディレクトリを作成し、プログラム側の設定を変えれば OK です。ディレクトリ名は、./tp-temp として、WP のディレクトリ直下に置いたと仮定します。パーミッションは 707 にしましょう。
プログラム上の修正は以下の通り。
// ./wp-config.php 一番下あたり /** Absolute path to the WordPress directory. */ if ( !defined('ABSPATH') ) define('ABSPATH', dirname(__FILE__) . '/'); // ↓この 2 行を追加してあげれば OK。 /** Absolute path to temporary files directory. */ define('WP_TEMP_DIR', ABSPATH . 'wp-temp/');
これで、あとはテーマなりプラグインなりを、「いますぐインストール」できるようになります。ブラウザ上で検索して、いくつかボタン押すだけで設定が完了するのはとても楽しいですね。
if 文の実行式を { /** ~~~ */ } で囲んでいなかったりと、コードはちょいとアレですが、機能美という点では素晴らしいツールだと思いました。