昨日ご飯を食べていてこんな会話をした。
「M-1 2019 の決勝に出たのってさ、ミルクボーイとぺこぱと和牛だったじゃん?」
「うん」
「その時のネタってどんなんだったっけ?」
思い出せない。思い出せないけど「和牛はすごかった」という感覚だけが残っている。録画を改めて見たらやはり凄かったので、その凄さがどこにあったのか、素人なりに考えてみる。
ミルクボーイ、ぺこぱは思い出せるのに和牛は思い出せない、という現象
普段そんなに熱心に大笑いを観るわけではないし、M-1 にしても毎年必ず観ているというわけではない。それでも 2019 年の M-1 は確かに凄かった。
行ったり来たり漫才のミルクボーイ、肯定漫才のぺこぱ、そして和牛。
和牛だ。
和牛の漫才には他の 2 グループのようなわかりやすい構造や特徴がないからレッテルが貼りづらいし、レッテルが貼りづらいからこそネタの内容を思い出せない。
だけど、あの時テレビの前で和牛を見て確かに爆笑したという事実だけは覚えている。
また、和牛はこれまでも何度も M-1 に出場しているし、それ以外を含めて積み上げた実績はいくらでもある。そして、今回の M-1 2019 でも爆笑させられた、というのもまた僕の中の和牛史に静かに積み上がる。
一方、ミルクボーイやぺこぱを観たのは僕は初めてだったし、ネタも強烈だったので、内容も含めて強烈に覚えている。
そういうことではないだろうか。
最後に
M-1 2019 を観ていた方はずっと違和感を感じていると思う。
そう、M-1 2019 の決勝に出たのは和牛ではなく、かまいたちだったのである。
ちょっと間違えた。
次は機会があればかまいたちのネタが思い出せないという現象に考察して行こうと思う。